ぬくもりの家

オープンまで2ヶ月|代表としての想い


フリースクール「ぬくもりの家」のオープンまで2ヶ月を切りました。
今日は、「ぬくもりの家」の考え方を改めて自分の言葉で綴り、その結果生まれた『ロゴ』に込められた意味を認めようと思います。


上善如水ー水のように生きるー

皆さんは、「上善如水」という言葉をご存知でしょうか。
上善如水、つまり「水のように生きる生き方こそ最上の生き方である」という人生観を表した言葉です。
私は、この考え方がとても好きで、この言葉の通り、いつか自分自身も「水のように生きる」人になりたいと思いながら日々生きています。

水のように生きる、とは

水のように生きるとはどういうことかについて、水の性質から想起される人としての在り方を5つ表しました。

①環境に合わせて形や姿を変える柔軟さを持つ。

②それでいて、「水である」ことは失わない。

③同時に、岩をも砕く強さを持つ。

④低いところに身を置くことができる謙虚さを持つ。

⑤争わずして、すべてを生かす力を持つ。

柔軟に

水は、液体、固体、気体、とその環境ごとに自分の姿を変えて存在します。周りと調和する在り方を貫きつつも、しかし同時に水以外の物質に変化することはありません。

つまり、その場の必要に応じて自分を変化させる「人としての柔軟さ」をもちつつも、いつも「自分」であることを見失わない強さを水の在り方から読み取れます。

力強く

また、水は時には岩さえも砕いてしまう並々ならぬ強さを持ちます。その様は、優しく、温厚であるだけでなく、守るべきものがあるときは、しっかりと自己主張をし、大切なものを守ろうとする凛とした姿勢を思わせます。

優しさと謙虚さと共に

そして、水は常に低いところへと流れていきます。
助けを必要としている人にそっと手を差し伸べる優しさと、自分より弱き立場にある者を決して見下すことなく、そこにこそ寄り添い、人として対等に向き合う謙虚さを。自分は何でも知っているという慢心を手放し、全てが学びであるという謙虚さを。川を流れる水の姿からは、そんな在り方を感じられます。

誰とも争わず、みんなと生きる

誰かを蹴落として自分だけが幸せになる生き方ではなく、「自分も他人も生かす」方向に物事を考え、それを実行する賢明さを水の在り方が表現しています。

以上のように、自らの強さを誇示するのではなく、ただ在ることで周囲を生かす「水」の在り方。
ぬくもりの家もまた、そのような在り方を体現していきたいという強い願いがあります。


そんな願いをロゴに込めて

水を表現した日本古来の家紋「青海波」

その願いのもと、ぬくもりの家のロゴには、という要素とぬくもりの家が体現しているの要素の2つを込めたいと思いました。
そこで出会ったのが、青海波です。青海波は、絶え間なく続く波(水)を表し、未来永劫続く平穏や、広い心、包容力を意味する日本古来の家紋の一つです。

ぬくもりの家は、時代を超えて子どもたちの人生を静かに包容し、確かに支え続ける、そんな子どもたちのための学び舎を目指し、その在り方をこれからも模索し続けます。

希望を象徴する「日の出」、そしてそれら全てを包み込む「円」

ロゴの上部に引かれた一本の直線。
これは、地平線を表し、そこに顔を出す日の出は、「希望」を表現しています。ぬくもりの家に来てくれた子どもたちや親御さんの中には、先が見えない暗闇の中を歩いているように感じている方もいるかもしれません。

それでも
「きっとどうにかなる、必ず大丈夫。」という心底から信じる心と、「ここに来たすべての子どもたちを丸ごと受け止める」という代表としての想いや覚悟を込めました。



最後まで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。ぬくもりの家のロゴや、ぬくもりの家という存在そのものに込められた意味が、少しでも皆様に伝わっていれば大変嬉しく思います。

フリースクールという場所創りを通して、子どもたちにとって真に必要な場所とはどういう場所なのか、ぬくもりの家に関わる全ての皆様や全ての読者の皆様と共にこれからも考え続けていければ幸いです。

感謝

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